冬の食養生

冬の食養生
 中国に伝わる養生書によると、冬場は活動を緩和にして保温に努め、体力の浪費を防ぐよう説かれています。もし冬の養生を怠ると「腎」が傷み、翌春に足がしびれ、腰が曲がる病気になるとのこと。ところでこの「腎」というのは、人間の誕生から生長・活動・老衰まで、様々に関わる根本的な体力を含み、膀胱・骨・脳・耳・腰などの機能を調整する所とされています。ですから「腎」が痛むといっても、それは今でいう腎臓病とは異なり、排尿異常や足・腰・耳の障害などとなって表れるというわけです。
 食養生の面でも体を温めて力をつける滋養作用に富むものの摂取がすすめられます。中国では冬場、しばしばラム肉を鍋物で食べます。ラム肉も非常に体を温めるとされているのですが、さらに辛みのある調味料を使います。その他、滋養作用のある食べ物として、エビやヤマイモ、豚の腎臓などがよいとされています。日本でも冬は鍋物が美味しい季節。体が温まるだけでなく、様々な具材を使うことで栄養のバランスもよくなりますし、会話も弾みます♪

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