5.魚類・海藻類

温性(熱性)の魚類・海藻類(身体を温めると言われています)

名前性味帰経効能
こい甘温脾肺肝腎利尿作用,母乳不足を治す
いか鹹微温肝腎血を養う,閉経・帯下の改善
えび甘温肝肺強精,乳汁分泌促進

 

平性の魚類・海藻類

名前性味帰経効能
赤貝甘鹹平肺肝脾痰をとる,胃痛,胃酸過多の改善
あわび鹹平肝肺めまいの改善,渇きを止める
どじょう甘平胃腸を温め,機能を高める,解毒
うなぎ甘平肺脾腎強壮・強精
くらげ鹹平肝・肺痰を溶かす・肺や腸を潤す

 

寒性(涼性)の魚類・海藻類(身体を冷やしたり,炎症をとると言われています)

名前性味帰経効能
はも甘寒肺脾腎利尿,むくみをとる
なまこ甘鹹微寒滑肺腎大腸強精,利尿
かき鹹微寒肝腎痰を溶かす,寝汗・精液の漏れを止める
たにし甘大寒脾腎大腸解毒,利尿
かわがに血行をよくする,骨を接ぐ
のり甘鹹寒肺の熱を冷ます,しこりをやわらかくする
こんぶ鹹寒肝胃腎痰を溶かす,しこりをとる,利尿,疲労回復
海藻鹹寒しこりをやわらかくする,利尿

※食物の性質は,産地,季節,調理法などによっても変わります。
※参考文献:「漢方クッキングブック」学習研究社

五味について

  • 酸味: ものを収縮させたり,漏れを防ぐはたらきがあるといわれています。
  • 苦味: ものを下に降ろす働きや,清熱,乾燥などの働きがあるといわれています。
  • 甘味: 滋養と緩和の働きがあるといわれています。
  • 辛味: 発散させる働きがあるといわれています。
  • 鹹味(かんみ=塩味): ものを降ろしたり,塊をやわらかくする働きがあるといわれています

中国医学の臓腑

  • 肝:蔵血・情緒系・自律神経系・運動神経系などと関連
  • 心:循環器系・大脳皮質系などと関連
  • 脾:消化器系と関連
  • 肺:呼吸器系・皮膚と関連
  • 腎:泌尿生殖器系・ホルモン系・免疫系・カルシウム代謝などと関連

  • 胆:胆嚢系・決断力などと関連
  • 小腸:消化吸収などと関連
  • 胃:消化器系と関連
  • 大腸:水分吸収・糞便排泄などと関連
  • 膀胱:水分代謝・尿排泄などと関連

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